53: ラージョ戦プレビューと移籍市場、アオアシ最終巻など

Posted by barca.fm on Sun 31 August 2025

Show Notes

レバンテ戦の残響:逆転劇の分析と内に秘めた課題

  • 二つの顔: 前半は守備の脆さを露呈し2失点。後半はフリック監督の采配が的中し、ペドリ、フェラン・トーレス、そして相手のオウンゴールで歴史的な逆転勝利を飾る。
  • 光と影: チームの諦めない精神力を証明する一方、常に逆転劇に頼る戦い方の持続可能性に警鐘。昇格組相手の2失点は守備面の課題を示唆。
  • 監督の哲学: パフォーマンスが伴わなければ、初先発のラッシュフォードでも躊躇なく交代させる決断は、チーム内に健全な競争文化を醸成する。

移籍市場最終盤:登録問題とラ・マシアの未来を巡る攻防

  • 時間との戦い: FFPに苦しみ、イニャキ・ペーニャのローン移籍やオリオール・ロメウの契約解除で、ジェラール・マルティンの登録枠を捻出。シュチェスニーらの登録は最終盤までもつれる。
  • ラ・マシアの防衛: チェルシーからのフェルミン・ロペスへの高額オファーを拒否。フリック監督が公に残留を明言し、選手の忠誠心と共に若き才能流出を阻止。
  • 内部の緊張: 選手登録のために主力級の若手を売却しようとする経営陣と、戦力維持を望む監督との間で、クラブ運営の方向性を巡る緊張関係が露呈。

チーム内の動向:ガビの負傷と次戦への準備

  • ガビの負傷: トレーニング中に右膝に違和感を訴えるも、幸い重傷は回避。予防措置としてラージョ戦と代表ウィークは欠場へ。
  • 薄い選手層: ガビの軽傷ですら、中盤の選手層の薄さを浮き彫りに。フリック監督が若手MFの維持にこだわった判断の正しさを証明。
  • ラージョ戦への準備: 長期離脱のテア・シュテーゲンとガビは欠場するも、デ・ヨングがチームに復帰。

経営陣の視点:スタジアム問題と欧州での新たな挑戦

  • カンプ・ノウ帰還の遅延: 建設の遅れと行政の許可が下りず、9月のホームゲーム開催が絶望的に。代替スタジアムもコンサートで使用不可というロジスティクスの悪夢。
  • 前代未聞の代替案: クラブは、リザーブチーム用の6,000人収容スタジアムでの公式戦開催をラ・リーガに申請する事態に。財政再建計画に大きな打撃。
  • CLの組み合わせ決定: 新フォーマットのチャンピオンズリーグでは、PSG、チェルシー、ニューカッスルなど強豪との対戦が決定。
  • 26/27シーズンのアウェイユニフォーム: 故コービー・ブライアントとレイカーズに敬意を表した「パープル&ゴールド」カラーが採用されるとの噂が浮上。

ピッチ外の話題:人気サッカー漫画『アオアシ』が堂々完結

  • 10年にわたる長期連載を経て、Jユースを舞台にした人気サッカー漫画『アオアシ』が8月29日発売の40巻でついに完結。
  • 作者の小林有吾氏による記念イラストや特別PVが公開されるなど、大きな盛り上がりを見せている。
  • なお、アニメのセカンドシーズンは2026年に放送が予定されている。

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