54: そこにエゴはあるんか?ラージョ戦後の緊張と代表ウィーク

Posted by barca.fm on Sun 07 September 2025

Show Notes

バジェカスでの蹉跌と守護神の奮闘

  • 痛恨のドロー: 開幕2連勝の後、ラージョ・バジェカーノと1-1の引き分け。今季初の勝ち点逸失。
  • 機能不全のチーム: チーム全体の連携とインテンシティを欠き、攻撃陣は沈黙。フリック監督も試合後に「チームには満足していない」と公に不満を表明。
  • 新守護神ガルシア: チームが苦しむ中、GKジョアン・ガルシアは1対1を含む6つの決定的なセーブを記録。彼がいなければ敗戦は免れなかったと各メディアが絶賛。

フリック監督の警鐘:「エゴは成功を殺す」

  • 公の場での叱責: 監督は試合後、「エゴはチームの成功を殺す。昨シーズン、我々は一つのユニットとしてプレーした。そこへ立ち返らなければならない」と発言し、大きな波紋を呼ぶ。
  • ドレッシングルームの反応: 監督の厳しいメッセージに対し、選手たちの間でも受け止め方に温度差が見られ、チーム内に緊張感が漂う。
  • 計算された心理的アプローチ: この発言は、気の緩みに対する意図的な危機感の創出であり、インターナショナルブレイクの期間中に選手たちに熟考を促す、監督の計算された戦略との見方も。

移籍市場の総括と残された問題

  • 堅実な夏: FFPに大きく制限され、最終的な収支は差し引き550万ポンドの赤字。プレミアリーグの金満ぶりとは対照的な夏に。
  • 登録問題の結末: イニャキ・ペーニャのローン移籍やロメウの契約解除などを経て、最終的にシュチェスニー、バルドグジを含む全選手の登録が完了。ラミン・ヤマルは「10番」を継承。
  • バルドグジ問題: トップチームでのプレーを望む若手FWは、国内リーグでは登録が遅れた一方、チャンピオンズリーグのAリストには登録されており、当面は欧州の舞台での出場が期待される。

代表ウィークの代償とカンプ・ノウへの帰還

  • 主力に相次ぐ負傷: 代表戦でフレンキー・デ・ヨングが体調不良を理由に離脱。ラミン・ヤマルも背中に継続的な痛みを抱えるなど、コンディションへの懸念が深刻化。
  • カンプ・ノウ帰還は再び延期か: 9月14日に予定されていたバレンシア戦でのホーム帰還が、安全基準の問題で再び延期される可能性が濃厚に。代替スタジアムも使用できず、クラブは厳しい状況に。
  • 女子チームへの影響: 男子チームの財政難の煽りを受け、欧州最強と謳われる女子チームの登録選手がわずか17名にまで削減される事態に。クラブが抱える問題の根深さを象徴。

メッシのアルゼンチンでの代表最終戦

  • スカローニ監督も涙を流す: 「最後の試合だと決めても、必ずもう一試合やる」
  • 代表引退が迫るメッシが母国で最終戦を終えて感動インタビュー:「自分自身に正直でありたい...」

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